【ジョーカースクリプト勉強会】テキスト編【第1回】
KAGスクリプトを使ったことがあると非常にやりやすいですね
導入法については公式さんを見ていただいたほうが早いかと。
- 表示テキスト(シナリオの文章そのもの、デフォルトで1行当たり全角31字まで)
- ラベル(シナリオの繋ぎに関わるもの、内容自体は非常に簡単)
- タグ(クリックを待たせる、改行を行う、別のシナリオへ飛ぶ、などといった処理の部分、コレが肝)
の3つを押さえれば作れると思います(暴論)
画像や音声とかのリソース系のタグについてはまた別記事で書こうと思います。
ラベルの表記法
*LABEL
ラベル名の前に*を付けるだけ。
この例だとLABELというラベルが出来ます。
ラベルについてはこれだけ。
タグの表記方
- [TAG]
- @TAG
ex.) [l]と@lは同じ挙動をする
注意. @TAGで書く場合は一行で収める必要あり
例えば
- [wait
time=3] - @wait
time=3
前者はOK、後者はNGということ
主要タグ一覧
- クリック待ち:[l]
- 改行:[r]
- 改ページ(クリック待ち含む):[p]
※[l][p]と記述すると改ページまでに二回クリックが必要になります。 - N秒待ち:[wait time=N]
- 別のシナリオへ飛ぶ:[jump file="SCENARIOFILE" target=LABEL]
jumpタグの引数について
引数が色々あって他のタグに比べやや複雑なので解説を。
- file=SCENARIOFILE:SCENARIOFILEというファイルに飛ぶ、シナリオファイルを分割する際に有用。
- wide(またはtall)ディレクトリから指定する。
指定しなければ現在のファイルと同じファイルを指定したことになる。 - target=LABEL:指定ファイル内のLABELというラベルに飛ぶ指定しなければそのファイルの先頭に飛ぶ。
- scene=new:new を指定すると新しくシーンを作成した上でジャンプします。
※シーンとは:表示している背景やキャラ情報などのこと、これを新規作成すると表示情報を一旦クリアできる。 - index:正直自分もよくわからない
こちらで質問中
たとえば
- 「サンプルテキスト」と表示して
- クリック待ち
- SCENARIO2のLABEL2に飛んで
- 「jump後」と表示
ということをしたい場合
SCENARIO1.txt
【前略】
サンプルテキスト[l]
@jump file="wide/SCENARIO2" target=*LABEL2
SCENARIO2.txt
*LABEL2
jump後[l]
【後略】
とすればOKというわけです
これだけ覚えれば絵/音/エフェクト/分岐/タイトル画面無しの簡易ノベルゲーム(と呼べるかも怪しい物)が組めますね
これだけでは流石に寂しいのでまた次回は今回触れなかった辺りについて書いてみようと思います。
「間違ってるよ!!」とか「うまく動かねぇぞ(# ゚Д゚)ゴルァ!!」ということであればその旨のコメントをいただけると嬉しいです。
2015/05/29